facebook:メディアの特性を理解して活用する!【記事】

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皆さん、こんにちは!IT経営コンサルタントの坂田岳史です。

以前、本blog記事の「広告配信の2つの形態と、ソーシャルメディアの活用法!」で、メディアにはpush型とpull型があると言いました。
pull型メディアは何か情報を探している人に対して情報提供できるので(検索エンジンで検索してもらってHPを見つけてもらう)、ネットから注文を得られる可能性は高くなります。例えば、今週末に京都で美味しい京料理の店がないかな?と思いgoogleで検索して、良い店を見つけたら予約するように。

一方、facebookのようなpush型メディは、PC画面に友達の投稿やFB広告、FBクーポンなどで情報を配信する事ができます。これは、ある意味、需要の喚起(需要の掘り起こし)ができます。
例えば、「京都先斗町で家庭的でリーズナブルな店があるよ!」という具合に、自店の特徴などを多くの人に教える事ができます。しかし、それを見て興味を持つ人がいても、すぐにその店に行くとは限りません。
「へ~、そんなお店があるんだ!」と気づきますが、「それじゃ、今晩行ってみよう」とすぐに行動を起こすことは少ないでしょう。しかし、興味を持ってくれればfacebookページのいいねを押してくれるでしょう。

ご存知の通り、facebookページではいいねを押してくれた方に情報配信できます。すぐにお店に来なくても、定期的・継続的にお店の情報を発信し続ければ、だんだん行きたくなってくることもあります。
つまり、facebookのようなpush型情報発信メディアでは、まず興味を持ってもらう事が重要で、興味を持った人を「その気にさせる」情報発信することで来店するでしょう。

つまり、push型メディはpull型に比べて即効性は低いですが、じっくりと潜在顧客を育成して顕在顧客へと導くことができるのです。少し手間はかかりますが、新しい事をする場合、需要を掘り起こす必要もあります。push型メディアであるfacebookは、中小企業であってもそれができる大きなメディアなのです。

IT経営コンサルタント 坂田岳史 (ITストラテジスト、中小企業診断士、ITC)
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