社員の意識を変えるアクションプラン【IT経営コラム】

  • Share (facebook)
  • Yahoo!ブックマークに登録
| コメント(0) | トラックバック(0)
先日、ある会社(従業員20名の中小企業)の社長さんから相談を受けました。数年前に経営を引き継ぎ、現在新事業を立ち上げ経営革新に取り組んでいるとのことです。経営革新の内容は、非常に新規生や実現可能性が高くいい内容だと感じました。しかし、従業員の方の意識がいまひとつ高くなく、経営革新への取り組みも進まないとのことです。そこで、なんとか全社的に意識を向上させて、取り組む方法がないかという相談です。
つまり、いくら戦略が優れていても、それを実行する戦術がうまく行かないという事です。

そこで、いろいろヒアリングをした結果、専門職の若手育成や営業担当者のモチベーション等に問題があると分かりました。そして、それらを改善する為の施策も検討しました。短い時間でしたが、社長さんも納得する施策がいくつか出ました。そして、これらを実行するにあたり、まずは今回でてきた施策を一旦アクションプランという形でまとめ、次回それをブラッシュアップして、最終案とする。その後、社内的に経営改革内容をプレゼンするという形で進める事にしました。

今回のコンサルの中で感じたのですが、社長さんは優秀な方で会社をよくするための作戦(戦略)をしっかり考えておられる。しかし、それを実行する体制が無いのです。つまり、No.2、No.3の人材がいないので社長さんが孤軍奮闘されているのです。中小企業では難しい面もありますが、やはり、社長さんの意思を汲み、それを的確に実行できる人材が経営革新には重要になります。


トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.itkeiei.org/mt/mt-tb.cgi/136

コメントする