本気になれば、なんでもできる!【IT経営コラム】

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こんにちは、IT経営コンサルタントの坂田岳史です。

先日、いつもよく行く小料理屋に行きました。このお店は、観光地にあるので外国人の観光客もよく来られます。先日行った時に御主人に、「外国人の方が多く来られるが、英語や中国語話せるの?」と聞くと、ご主人はきっぱり、「外国語は、まったく話せません!」と言われます。
じゃ、どうやって接待するの?と聞くと、ご主人曰く「お客様(外国人の)も、私も真剣なのです」、「真剣にやると、なんとか通じるものです」と笑いながらいいます。
つまり、外国人のお客様も、なんかと自分が好きなものを注文しようと必死(真剣)、ご主人もなんとかお客様の意図を理解しようと必死(真剣)。言葉だけでなく、絵を描いたりジェスチャーを使って、会話するそうです。
なるほど、確かに言葉は通じませんが、人間って必死(真剣)に取り組むと、何とかなるのですね。

私はITを活用した経営改革・業務改革のコンサルをしています。いつも感じるのですが、経営者(社長さんなど)は、自分の会社を変えて成長させようと必死(真剣)に取り組んでおられます。しかし、その気持ちが従業員の方に伝わっていないケースが多くあります。もちろん、経営者と従業員では、立場も責任も違うので、それは当然でしょう。しかし、経営者だけでなく、従業員の方も同じ気持ちになって取り組まないと、改革は成功しません。

ではどうすればいいでしょうか?経営者の仕事は、多岐に渡ります。経営改革・業務改革を実行するのも仕事です。しかし、例えば、中小製造業の工業長さんの場合、仕事はものづくりです。経営・業務改革がうまく進まない場合、工場長さんなど経営幹部や従業員の方々が、改革を仕事と感じていないケースが多いです。
その場合、私は社長さんに、経営・業務改革も仕事である、ということを従業員の方に認識してもらうよう指導しています。その方法論は、会社によって違いますが、ものを作る、事務作業をするという従来の自分の仕事に加えて、改革も自分の仕事だと認識もらい、必死(真剣)に取り組む。これができる企業は、必ず経営・業務改革に成功しています!



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