RFP(システム発注仕様書)を活用した、システム導入!

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こんにちは、IT経営コンサルタントの坂田岳史です。

先日、ある中小製造業の社長さんから、次のような相談がありましした。

社長さん「うちは、今生産管理がシステム化できていない」
     「そこで、あまり高くないパッケージの生産管理システムが欲しいと思っている」
     「なにかいい生産管理パッケージないでしょうか?」

この相談に対して、私は次のように応えました。

坂田 「生産管理パッケージの導入を検討されているのはいいことですね」
    「でも、それでどの様な問題を解決し、どのような成果を得たいですか?」

社長さん「う~ん、そこまであまり考えてなかったなかったな」

坂田 「それでは、まず現状の問題を明確にし、どのようなITで解決できるか検討しましょう」
    「そして、必要なシステム機能を明確にしましょう」
    「さらに、それをRFPという、システム発注仕様書にまとめることが重要です」
    「そして、RFPを複数のITベンダーに渡し、見積と提案書をもらいます」
    「もらった提案書を評価して、自社にあうパッケージをベストチョイスするのです」

このような会話があった後、社長さんは一言、「それはいい方法だ!」

RFPとは、「Request For Proposal」の略で、自社の問題・課題を解決する為に、このようなIT(業務システム等)が必要だと言う事が記述されたドキュメントです。
そして、これを複数のITベンダー(生産管理パッケージを開発している会社)に渡します。その後、ITベンダーから、費用見積とパッケージソフトを使った、問題解決法を提案してもらうのです。

そして、複数の提案書と見積もりを比較検討して、自社に合うパッケージソフトを選択します。
少し時間がかかり遠回りのように思いますが、この方法が最もいいシステムを導入する方法だと思います。
先の社長さんも、この方法を気にって、パッケージ選定の前にRFPづくりに取り組む事にされました。もちろん、RFP作成は私がコンサルティングさせて頂きます(^^)

尚、この記事に表示されているイメージは、RFPを活用したシステム導入プロセスです。参考にしてください!


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