新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、従来よりIT経営コンサルタントとして、中堅・中小企業様の経営戦略・事業戦略策定から、それを実現・支援する為の、情報システム化企画作成指導等を行ってきました。
今年は、さらに、ITストラテジスト及び中小企業診断士の資格スキルを活かして、戦略的IT活用を指導していきます。
戦略的IT活用を考える場合、例えば製造業の場合で考えると、最終製品を創っているいる企業はマーケティング面で戦略策定を行うは当然ですが、発注企業から受注を受けて部品加工などを行っている中小製造業（いわゆる下請製造業）の場合、マーケティングという視点で戦略を策定する事は実情と合っていないでしょう。
しかし、マーケティング→物を売るための施策→受注する為の施策→QCDの維持・向上という具合に考えると、受注を受けて加工等を行う中小製造業でも、生産性を向上させると共に、品質向上・納期短縮、内部的なコスト削減を行う事が、マーケティング活動となります。
このような視点で、生産管理システムを導入して成功している中小製造業も多くあります。
一方、小売・卸・サービス業の場合は、物を売る（サービスを売る）為のマーケティングを経営戦略と位置付けて、それを支援するためのECサイトや販売管理システムを導入するケースも多くあります。
いずれにしても、IT（Webシステムや情報システム）を経営に活かす「IT経営」は、まず戦略ありきでその戦略を実現する為のIT化企画をしっかり作ることが重要となります。
今年は、このコンセプトをさらに多くの中堅・中小企業の方に知ってい頂き、売上・利益向上ができるIT経営をコンサルティングしていきます。
本年もどうぞうよろしくお願い申し上げます。
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