経営戦略と戦術の関係を知る【中小企業のIT経営編】

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こんにちは、IT経営コンサルタントの坂田岳史です。

IT経営は、経営的課題をIT活用で解決する経営手法です。日本では、業務的な課題(合理化や業務効率化)を解決するIT活用が盛んですが、企業が強みを活かし競争力を付ける為には、経営的課題の解決にITを活用するIT経営が必須です。

このIT経営を実践する為には、経営戦略・方針というIT活用の目的を設定するl事が重要です。
ただ、特に中小企業の方とお話ししていると、経営戦略と戦術の関係についてよく質問されます。
こで今回は、経営戦略と戦術の関係について説明したいと思います。

経営活動において収益を上げる為には、成り行きの経営ではなく、売上を上げる為の作戦が必要です。その作戦が経営戦略と呼ばれるもので、ITという道具を何に使うかを決める部分です。その為、IT経営の出発点は、売上を上げる為の作戦、つまり経営戦略を創る事から始まります。
 では、その戦略とは何でしょうか?元々戦略とは軍事用語で敵に勝つための作戦でした。そして、戦術は作戦を実行する為の具体的な手順になります。

例えば戦国時代、織田信長は長篠の戦で武田勝頼を破りました。この時信長は、馬防柵で武田の騎馬隊の勢いを止め、さらに鉄砲の三段撃ちで騎馬隊を全滅させるという作戦をとりました。つまり、強力な騎馬に対して、鉄砲を使うという戦略です。
一方、馬防柵を作る為には、山で木を伐り、それを戦場まで運び、さらに柵を作る必要があります。おそらく、木を伐るチーム、運ぶチーム、柵作りチームがあり、それぞれが手順に従って行動したと思います。このように戦略実現の為に役割分担のチームを作り、それぞれが連携して活動する事が戦術に当たります。

 戦略と戦術についてはご理解頂けたと思いますが、現在の企業経営における戦略は、敵(競合)に勝つという意味より広くとらえて、「企業が将来進む道の歩み方」と言えるでしょう。つまり、企業が将来どの方向に行くのか(進む道)を明確にして、その方向に向かって的確に進む為の活動が戦略と言えます。IT経営では、まず企業が進む道を明確にして、その実現にITを活用していきます。



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